実印って何でしょうか?
- 2014/06/05
- 13:44
今回のブログの内容は…、
コーポラティブハウスにご参加される方で、
初めての住宅取得という方より、良く「実印」についてご質問をいただきます。
なかなか実印を使う機会はあまりないですよね。
「実印」という言葉だけは知っているけど・・・??
象牙とか高そうな木で出来ている高そうなハンコを買わないと行けないのですよね?
何てことを言われる方もいらっしゃいます。
「実印」はじっさいには役所に印鑑登録をした印章の事を指します。
象牙で作ったり、ちょっと読めない様な書体になっていたりするのは、
この印章の偽造を防止するためです。
実はいわゆる「三文判」と言われております100円ショップでも買えるハンコでも、
印鑑登録は可能なのです。
(私も・・・三文判が実印です・・・。)
その場合簡単に同じハンコが入手できますので自己責任という事ですね。
必ずしも高いものを購入する必要は無いと思いますが、
成人の記念に、社会人の記念にという節目でせっかくなので良いものにしよう、
また、縁起が良いと言われているハンコ屋さんで作ろうなど、
それはそれで良いのかなぁ~と思います。
(私もそろそろ三文判を卒業しても良いかなぁ・・・売買契約書に自分のハンコ押すの恥ずかしいかなぁ~などと)
ちなみにですが、
私は良く組合員の方々の実印をお借りして面前で契約書に押印する事が多いのですが、
押し易さベストはチタン製の実印でした。
ずっしりと適度な重さでキレイに押せます。
困るのは上下が分からない実印です。
押す度に毎回上下を確認して「こっちが上?、下?」何て押しながらも「上下間違えた!」という事もしばしば・・・。
また、「そう簡単に実印は押しませんよ!」
という話も聞きますが、
実際には役所で取得する「印鑑証明書」とセットになって初めて有効になります。
単に実印を押した印影だけが独り歩きしていく訳ではありません。
コーポラティブハウスにご参加されますと、
土地の所有権移転の登記手続きや銀行での金銭消費貸借契約など、
こういった際に「実印」での押印、「印鑑証明書」の提出が求められます。
この双方がそろって初めて重要な権利の移転や契約の成立という事になります。
でも、初めての住宅購入では、
「実印」を押すのは緊張するものですよね。

印鑑登録をしますとカードが発行されますので、
それがあれば役所の機械で暗証番号を入力して取得出来る様になります。
そのため、「実印」「印鑑カード」「身分証明書」などをセットで保管をしていますと、
万が一盗難にあった場合に何か良からぬ事に利用される可能性はあると思います。
それを防ぐためには別々に管理するのがよろしいですね。
ここから先はちょっと用語の定義を記載してみようと思いますので、
ご興味のある方はご覧ください。
<日常的に使われる「印」という言葉>
□印章⇒いわゆるハンコ自体のこと
□印影⇒書類に押された印章のこと(印象を押した結果として書面に現れたもの)
□印鑑⇒日常的には「印章」と同じ意味で使っているかも知れませんが、「印章」と「印影」を一致させるために登録を行った登録簿のことを「印鑑」と言います。役所の「印鑑証明」ですね。銀行届出印なども、その印影が登録されているという事から「印鑑」と呼ばれる事もあります。
□押印と捺印⇒これも意味の違いが良く分かりにくいですね。どちらも「印章」で契約書などの書面に「印影」を残すという意味で使われる点は同義です。色々と説があるみたいですが、法律上では「押印」、日常では「捺印」という使い分けもある様です。「押捺」は「印影」を残す点は同じですが、指紋を押すという意味も含みます。例えば警察などでは良く使われます。交通違反で三文判も所持していない場合には「押捺」として指紋を押した経験がある方もいらっしゃるのではないですか?
<押印の種類も色々ある>
「契印」「割印」「訂正印」「消印」「捨印」「封印」など、どれも聞いた事があるけれども、意味不明?という感じではないでしょうか。また今後、機会があれば記載してみようと思います。
コーポラティブハウスにご参加される方で、
初めての住宅取得という方より、良く「実印」についてご質問をいただきます。
なかなか実印を使う機会はあまりないですよね。
「実印」という言葉だけは知っているけど・・・??
象牙とか高そうな木で出来ている高そうなハンコを買わないと行けないのですよね?
何てことを言われる方もいらっしゃいます。
「実印」はじっさいには役所に印鑑登録をした印章の事を指します。
象牙で作ったり、ちょっと読めない様な書体になっていたりするのは、
この印章の偽造を防止するためです。
実はいわゆる「三文判」と言われております100円ショップでも買えるハンコでも、
印鑑登録は可能なのです。
(私も・・・三文判が実印です・・・。)
その場合簡単に同じハンコが入手できますので自己責任という事ですね。
必ずしも高いものを購入する必要は無いと思いますが、
成人の記念に、社会人の記念にという節目でせっかくなので良いものにしよう、
また、縁起が良いと言われているハンコ屋さんで作ろうなど、
それはそれで良いのかなぁ~と思います。
(私もそろそろ三文判を卒業しても良いかなぁ・・・売買契約書に自分のハンコ押すの恥ずかしいかなぁ~などと)
ちなみにですが、
私は良く組合員の方々の実印をお借りして面前で契約書に押印する事が多いのですが、
押し易さベストはチタン製の実印でした。
ずっしりと適度な重さでキレイに押せます。
困るのは上下が分からない実印です。
押す度に毎回上下を確認して「こっちが上?、下?」何て押しながらも「上下間違えた!」という事もしばしば・・・。
また、「そう簡単に実印は押しませんよ!」
という話も聞きますが、
実際には役所で取得する「印鑑証明書」とセットになって初めて有効になります。
単に実印を押した印影だけが独り歩きしていく訳ではありません。
コーポラティブハウスにご参加されますと、
土地の所有権移転の登記手続きや銀行での金銭消費貸借契約など、
こういった際に「実印」での押印、「印鑑証明書」の提出が求められます。
この双方がそろって初めて重要な権利の移転や契約の成立という事になります。
でも、初めての住宅購入では、
「実印」を押すのは緊張するものですよね。

印鑑登録をしますとカードが発行されますので、
それがあれば役所の機械で暗証番号を入力して取得出来る様になります。
そのため、「実印」「印鑑カード」「身分証明書」などをセットで保管をしていますと、
万が一盗難にあった場合に何か良からぬ事に利用される可能性はあると思います。
それを防ぐためには別々に管理するのがよろしいですね。
ここから先はちょっと用語の定義を記載してみようと思いますので、
ご興味のある方はご覧ください。
<日常的に使われる「印」という言葉>
□印章⇒いわゆるハンコ自体のこと
□印影⇒書類に押された印章のこと(印象を押した結果として書面に現れたもの)
□印鑑⇒日常的には「印章」と同じ意味で使っているかも知れませんが、「印章」と「印影」を一致させるために登録を行った登録簿のことを「印鑑」と言います。役所の「印鑑証明」ですね。銀行届出印なども、その印影が登録されているという事から「印鑑」と呼ばれる事もあります。
□押印と捺印⇒これも意味の違いが良く分かりにくいですね。どちらも「印章」で契約書などの書面に「印影」を残すという意味で使われる点は同義です。色々と説があるみたいですが、法律上では「押印」、日常では「捺印」という使い分けもある様です。「押捺」は「印影」を残す点は同じですが、指紋を押すという意味も含みます。例えば警察などでは良く使われます。交通違反で三文判も所持していない場合には「押捺」として指紋を押した経験がある方もいらっしゃるのではないですか?
<押印の種類も色々ある>
「契印」「割印」「訂正印」「消印」「捨印」「封印」など、どれも聞いた事があるけれども、意味不明?という感じではないでしょうか。また今後、機会があれば記載してみようと思います。