螺旋階段の魅力
- 2014/06/05
- 15:24
今回のブログの内容は…、
~コーポラティブハウスの内装(螺旋階段編)~
コーポラティブハウスは自由設計で自分の好きに内装を創る事が可能です。
そのため、出来上がった室内は1つとして同じものは無い、
個性的(奇抜という意味ではありません)な住まいが数多く存在しています。
自由度の一つとして、
階段の位置や形状を選択できるというところがあります。
これはメゾネット住戸特有のものですが、
一戸建て感覚で上下の繋がりを考えながらプランを作る際に、
重要な役割を果たします。
その階段ですが形状も様々ございます。
その中で今回は見た目のインパクトがとても印象的な”螺旋階段”にクローズアップしてみます。
”螺旋階段”ってどんなイメージでしょうか?
「格好良い」
「何か建築家の作る家にありそう」
「目が回りそう」
「漢字が読めませんでした・・・。」
と皆様それぞれの感じかたがあると思います。
私が今までに関わってきたコーポラティブハウスでは、
およそ全体の中で1,2世帯の方が螺旋階段を選んでおります。
コストもそれなりに掛かりますので断念される方もいらっしゃいますが、
割合的にはその位でしょうか。
やはり見た目的には(好みもありますが)ちょっとオブジェ感覚で、
私的にはシャンデリアと同義的で、
機能性よりも”そこにある”という存在感を強く主張するものだと思います。
過去の螺旋階段の事例をいくつかご覧ください。

ステンレスキッチンの横に一直線に天まで伸びるばかりの黒く、そして可能な限りを削ぎ落とした、
華奢な繊細さを持ちながらも、この黒い無骨な印象を与える螺旋階段。一見細身のハードパンチヤーというところでしょうか。(弊社竣工事例:Nonet北沢川)

白く白く果てしない純白に一瞬自らの存在感を消している様な印象を与えながら、強い意志が伝わります。螺旋階段はスペースを結構取るのですが、このまるで擬態の様な溶け込み方を見ますとその様には一切感じません。現代の忍者とも言うべきところでしょうか。
(弊社竣工事例:OGGI)

無垢のフローリングで覆われたナチュラルな印象の空間の中にゆったりとその姿を見せつける螺旋階段。踏み板の木が床材と緩やかにつながる連続性を、天空へ上がるその一段一段で表現しております。何となくMARGARET HOWELLな気がしました。
(弊社竣工事例:SMKA)

スキップフロアで天井の高さが異なるワンフロア。そこは間仕切りの無い空間で、一直線に見える右隅に現れるマットな質感の螺旋階段。2階、3階、屋上のペントハウスへ一直線で繋ぎます。コンクリート打ち放しに並ぶ木製のハシゴとこのマットな螺旋階段の組み合わせがたまりません。あえて何か言葉で表現すれば、「ジャックと豆の木」というところでしょうか。
(弊社竣工事例:松原の家)
どうでしょうか?
少し螺旋階段の魅力に憑りつかれてしまった方もいらっしゃるのでは?
一つ、禁止事項がございます。
「大変危険ですので、螺旋階段を駆け足で昇ったり、降りたりしないでください!」
~コーポラティブハウスの内装(螺旋階段編)~
コーポラティブハウスは自由設計で自分の好きに内装を創る事が可能です。
そのため、出来上がった室内は1つとして同じものは無い、
個性的(奇抜という意味ではありません)な住まいが数多く存在しています。
自由度の一つとして、
階段の位置や形状を選択できるというところがあります。
これはメゾネット住戸特有のものですが、
一戸建て感覚で上下の繋がりを考えながらプランを作る際に、
重要な役割を果たします。
その階段ですが形状も様々ございます。
その中で今回は見た目のインパクトがとても印象的な”螺旋階段”にクローズアップしてみます。
”螺旋階段”ってどんなイメージでしょうか?
「格好良い」
「何か建築家の作る家にありそう」
「目が回りそう」
「漢字が読めませんでした・・・。」
と皆様それぞれの感じかたがあると思います。
私が今までに関わってきたコーポラティブハウスでは、
およそ全体の中で1,2世帯の方が螺旋階段を選んでおります。
コストもそれなりに掛かりますので断念される方もいらっしゃいますが、
割合的にはその位でしょうか。
やはり見た目的には(好みもありますが)ちょっとオブジェ感覚で、
私的にはシャンデリアと同義的で、
機能性よりも”そこにある”という存在感を強く主張するものだと思います。
過去の螺旋階段の事例をいくつかご覧ください。

ステンレスキッチンの横に一直線に天まで伸びるばかりの黒く、そして可能な限りを削ぎ落とした、
華奢な繊細さを持ちながらも、この黒い無骨な印象を与える螺旋階段。一見細身のハードパンチヤーというところでしょうか。(弊社竣工事例:Nonet北沢川)

白く白く果てしない純白に一瞬自らの存在感を消している様な印象を与えながら、強い意志が伝わります。螺旋階段はスペースを結構取るのですが、このまるで擬態の様な溶け込み方を見ますとその様には一切感じません。現代の忍者とも言うべきところでしょうか。
(弊社竣工事例:OGGI)

無垢のフローリングで覆われたナチュラルな印象の空間の中にゆったりとその姿を見せつける螺旋階段。踏み板の木が床材と緩やかにつながる連続性を、天空へ上がるその一段一段で表現しております。何となくMARGARET HOWELLな気がしました。
(弊社竣工事例:SMKA)

スキップフロアで天井の高さが異なるワンフロア。そこは間仕切りの無い空間で、一直線に見える右隅に現れるマットな質感の螺旋階段。2階、3階、屋上のペントハウスへ一直線で繋ぎます。コンクリート打ち放しに並ぶ木製のハシゴとこのマットな螺旋階段の組み合わせがたまりません。あえて何か言葉で表現すれば、「ジャックと豆の木」というところでしょうか。
(弊社竣工事例:松原の家)
どうでしょうか?
少し螺旋階段の魅力に憑りつかれてしまった方もいらっしゃるのでは?
一つ、禁止事項がございます。
「大変危険ですので、螺旋階段を駆け足で昇ったり、降りたりしないでください!」