ヒストリー・オブ・上北沢HAUS~第四章~
- 2017/07/19
- 13:47
上北沢HAUSの中古のお部屋の販売に合わせて書いておりました、
ヒストリー・オブ・上北沢HAUSですが、
途中で購入者が決まったという事情もありながら、第三章で更新が止まっておりました。
ところが、意外にも多くの方々から「ブログを見ました」「更新は?」
というお話がありましたので、第四章に突入して参りたいと思います。
(元々、10章くらいの広大なスケールで考えていたのですが…。)
さて、工事の続きからです。

地下の住戸がありますので、敷地内ほぼ全てに渡って掘削工事を行います。
最初の山場ですね。
写真の通り結構地下深くまで掘ります。
掘りながら土留めをしていきます。H鋼という金属の長いものを地中に打ち込んでいきます。
(この作業写真は第三章に掲載しております。)
そして矢板という木材をはめ込んでいくことになります。
(写真をご覧いただきますと、壁一面が木材に覆われている事が分かると思います。)
そして切梁り、腹起し。
山留が崩れない様に押さえているのです。

別の現場の写真になりますが、この様にH鋼に矢板を詰めていきます。

道路に面した路地状の部分も同様に掘削、山留していきます。
お隣の建物が崩れないのかなぁと、パッと見て心配になるかも知れませんが、
「安心してください。構造計算をしています。」
上北沢HAUSは根伐り底までの深さは4m弱くらいだと思いますが、
工事によってはもっと深く掘ることもあります。

そして、地下からコンクリート打設をしていきまして、どんどんと建物が立ち上がっていくことになります。
地面からニョキニョキと生えている様に見える細い棒状のものは鉄筋です。

一生懸命作業をしていただいております。
「お疲れ様ですっ!!」

地下の部分が終わり、地上のコンクリート打設に入っていきます。
常に安全作業にて、
「お疲れ様ですっ!!」
街中で工事現場を見かける機会は多いのではと思いますが、
実際に何をやっているのか、関係者で無いと分かりません。
ただ単に「ガーガー、ガーガーうるさいなぁ!」と思われているかも知れません。
確かに、騒音や振動などご近隣には多大なご迷惑をお掛けしてしまいます。
ただ、こうやって世の中の建物は出来ており、また多くの職人さんが関わっております。
コーポラティブハウスは規模の小さい建物ではありますが、
完成までに相当な数の関連会社、職人さんの手が入ります。
私は施工会社の人間ではありませんので、現場に毎日顔を出している訳ではありませんが、
定期的に現場を見て、職人さんの作業を見て、
建物が少しづつ出来ていく過程を見届けています。
その都度、これだけ多くの方々によって作られていくのだなぁと感慨深いものがあります。
そのうち、ロボット社会になってしまったら、
工事の遣り方も全く違うものになるのかも知れませんね。
例えばトランスフォーマーみたいに、ミキサー車が現場についたと思ったら、
ロボットになって、「よいしょっと。」と言いながら、
現場の狭いところもスレスレになりながら歩いていたり…。
荷揚げ作業などは、パワードスーツみたいなのを付けて、
相当重い資材も「ひよぃっと」軽々と持ち上げてしまうのかも知れません。
大昔の工事の方法から、現代までの進歩の過程を調べてみるのも面白いなぁと思います。
そして、未来の工事はどうなるのか?
と妄想してみるのも一興です。さぁ、眠れなくなりますね~。
ヒストリー・オブ・上北沢~第五章~へと続く・・・
ヒストリー・オブ・上北沢HAUSですが、
途中で購入者が決まったという事情もありながら、第三章で更新が止まっておりました。
ところが、意外にも多くの方々から「ブログを見ました」「更新は?」
というお話がありましたので、第四章に突入して参りたいと思います。
(元々、10章くらいの広大なスケールで考えていたのですが…。)
さて、工事の続きからです。

地下の住戸がありますので、敷地内ほぼ全てに渡って掘削工事を行います。
最初の山場ですね。
写真の通り結構地下深くまで掘ります。
掘りながら土留めをしていきます。H鋼という金属の長いものを地中に打ち込んでいきます。
(この作業写真は第三章に掲載しております。)
そして矢板という木材をはめ込んでいくことになります。
(写真をご覧いただきますと、壁一面が木材に覆われている事が分かると思います。)
そして切梁り、腹起し。
山留が崩れない様に押さえているのです。

別の現場の写真になりますが、この様にH鋼に矢板を詰めていきます。

道路に面した路地状の部分も同様に掘削、山留していきます。
お隣の建物が崩れないのかなぁと、パッと見て心配になるかも知れませんが、
「安心してください。構造計算をしています。」
上北沢HAUSは根伐り底までの深さは4m弱くらいだと思いますが、
工事によってはもっと深く掘ることもあります。

そして、地下からコンクリート打設をしていきまして、どんどんと建物が立ち上がっていくことになります。
地面からニョキニョキと生えている様に見える細い棒状のものは鉄筋です。

一生懸命作業をしていただいております。
「お疲れ様ですっ!!」

地下の部分が終わり、地上のコンクリート打設に入っていきます。
常に安全作業にて、
「お疲れ様ですっ!!」
街中で工事現場を見かける機会は多いのではと思いますが、
実際に何をやっているのか、関係者で無いと分かりません。
ただ単に「ガーガー、ガーガーうるさいなぁ!」と思われているかも知れません。
確かに、騒音や振動などご近隣には多大なご迷惑をお掛けしてしまいます。
ただ、こうやって世の中の建物は出来ており、また多くの職人さんが関わっております。
コーポラティブハウスは規模の小さい建物ではありますが、
完成までに相当な数の関連会社、職人さんの手が入ります。
私は施工会社の人間ではありませんので、現場に毎日顔を出している訳ではありませんが、
定期的に現場を見て、職人さんの作業を見て、
建物が少しづつ出来ていく過程を見届けています。
その都度、これだけ多くの方々によって作られていくのだなぁと感慨深いものがあります。
そのうち、ロボット社会になってしまったら、
工事の遣り方も全く違うものになるのかも知れませんね。
例えばトランスフォーマーみたいに、ミキサー車が現場についたと思ったら、
ロボットになって、「よいしょっと。」と言いながら、
現場の狭いところもスレスレになりながら歩いていたり…。
荷揚げ作業などは、パワードスーツみたいなのを付けて、
相当重い資材も「ひよぃっと」軽々と持ち上げてしまうのかも知れません。
大昔の工事の方法から、現代までの進歩の過程を調べてみるのも面白いなぁと思います。
そして、未来の工事はどうなるのか?
と妄想してみるのも一興です。さぁ、眠れなくなりますね~。
ヒストリー・オブ・上北沢~第五章~へと続く・・・