フラット35の金利2017年8月現在
- 2017/08/01
- 17:23
さあ、真夏の猛暑が続いておりまして、意識が朦朧としている方々も相当いらっしゃるのでは無いでしょうか。
また大変お暑い中、一日中外回りという過酷な状況を強いられている営業マン(決して営業マンに限りません)の方々は、ご自宅に帰るなり可愛い奥様に「おかえりなさいませ、ア・ナ・タ」と優しく迎えてもらうなり、「ご飯にします、お風呂、それとも…。」果たして一体誰がこういうイメージを植え付けてしまったのか、全く知る由もありませんが、まぁひとっ風呂浴びてスッキリしたい訳であります。そして喉ごしに全身全霊を込めて、「ぷはぁ~っ。」「ゲップ。」と冷たい一杯を流し込みたい訳であります。
「今日も一日お疲れ様でした!」と自分自身、心の中で隣の人にツバを飛ばしてしまう程に勢いよく、背筋をピンと伸ばしながら、それはそれは大きな声で叫ぶ訳であります。実際には大声は出しませんが。
こんなとんでも無く続く暑い日にはやはり「住宅ローン」の検討が良いのでは無いでしょうか?(検討内容によっては、ある意味ゾッとして寒くなることも?)
まず、フラット35の金利からです。
今日はアルヒさんの金利を見てみました。

最近、広告を良くご覧になるのではと思います。
駅のホームなどにもたくさんありまして、凄い勢いを感じます。
それもこの社会情勢、金利動向によるところかと思いますが、デザインを含めて広告戦略に長けているという印象でした。

今月の金利はこの様な感じです。
何と35年固定でも金利は1.120%ですよ!!!ほんの10数年前は3%半ばくらいのイメージでした。その頃はフラット35で借入をするメリットがあまり無かったのではと思います。一昨年ぐらいから急激にフラット35からメガバンクや信託銀行系への借り換えラッシュは相当なものがありました。下手すると3%台後半で借入をされていた方からしますと、固定への借り換えとなれば、0.6%台というこのご時世ですから、目に見えて支払額が変わります。逆に今が底、今が底と言われ続けておりましたので、どん底の今、長期固定で借りるのだという意向の方も増えておりました。(まだまだ現在進行形です)
「じゃぁ、やはりこの低金利でフラット35最強説ですか?」
と言われてしまうと必ずしもそう簡単では無いところです。
その要因としては主に以下の内容です。
『フラット35は団信が別途掛かる』という点です。住宅ローンについて全く知識の無い方に向けて簡単に「団信」について解説をしておきます。団信とは、正式には団体信用生命保険というものになりまして、簡単に言いますと住宅ローンを借りた方がお亡くなりになる、高度障害に見舞われた際に、その住宅ローンの残債が全て「0(ゼロ)」言い換えれば「チャラ、へっちゃら」になるという事です。要するに生命保険ですね。銀行の住宅ローンの場合には、この団信加入の費用は掛かりません。フラット35の団信に掛かる費用は借入額と借入期間により変わりますが、それが結構な金額になります。長期間返済を続けた場合には、金利に換算すると結構な負担額になります。表面上、フラット35の借入金利ばかりに気を取られておりますと「うぇっ」と胃液が逆流しそうになります。
『フラット35の融資手数料は結構高い』これも見逃せません。フラット35は住宅金融支援機構が民間の金融機関から住宅ローンを買取り、それらを担保に債券を発行するという証券化ローンになります。その為、手続きをする金融機関はメガバンクからモーゲージバンクまで幅広くありまして、各金融機関によって金利や手数料などが異なってくるのです。アルヒなどのモーゲージバンクがワッと勢いがあるのも、この融資手数料が借入額の約2%ほど掛かりますので、そこそこ手数料取られんねんなぁ~と計算すると思ってしまう事もあります。5,000万円の融資で100万円を超えますので。
そんな事を諸々含めてシミュレーションしてみたりしますと、なかなか微妙…という結果になる場合もあります。ポイントは繰り上げ返済の予定がどうするかになると思います。
実際のところは、コーポラティブハウスにご参加されていらっしゃる方でフラット35を利用されるケースは非常に少なくなってきた様です。去年竣工したコーポラティブハウスの入居者の方ではフラット35の利用率は1割程度だったと思います。去年は10年固定が一瞬の間異様に下がったことがありましたので、10年固定の利用者の方が多かったです。
今回はほんのさわりの部分となりますが、また住宅ローンについては引き続きの予定です。
また大変お暑い中、一日中外回りという過酷な状況を強いられている営業マン(決して営業マンに限りません)の方々は、ご自宅に帰るなり可愛い奥様に「おかえりなさいませ、ア・ナ・タ」と優しく迎えてもらうなり、「ご飯にします、お風呂、それとも…。」果たして一体誰がこういうイメージを植え付けてしまったのか、全く知る由もありませんが、まぁひとっ風呂浴びてスッキリしたい訳であります。そして喉ごしに全身全霊を込めて、「ぷはぁ~っ。」「ゲップ。」と冷たい一杯を流し込みたい訳であります。
「今日も一日お疲れ様でした!」と自分自身、心の中で隣の人にツバを飛ばしてしまう程に勢いよく、背筋をピンと伸ばしながら、それはそれは大きな声で叫ぶ訳であります。実際には大声は出しませんが。
こんなとんでも無く続く暑い日にはやはり「住宅ローン」の検討が良いのでは無いでしょうか?(検討内容によっては、ある意味ゾッとして寒くなることも?)
まず、フラット35の金利からです。
今日はアルヒさんの金利を見てみました。

最近、広告を良くご覧になるのではと思います。
駅のホームなどにもたくさんありまして、凄い勢いを感じます。
それもこの社会情勢、金利動向によるところかと思いますが、デザインを含めて広告戦略に長けているという印象でした。

今月の金利はこの様な感じです。
何と35年固定でも金利は1.120%ですよ!!!ほんの10数年前は3%半ばくらいのイメージでした。その頃はフラット35で借入をするメリットがあまり無かったのではと思います。一昨年ぐらいから急激にフラット35からメガバンクや信託銀行系への借り換えラッシュは相当なものがありました。下手すると3%台後半で借入をされていた方からしますと、固定への借り換えとなれば、0.6%台というこのご時世ですから、目に見えて支払額が変わります。逆に今が底、今が底と言われ続けておりましたので、どん底の今、長期固定で借りるのだという意向の方も増えておりました。(まだまだ現在進行形です)
「じゃぁ、やはりこの低金利でフラット35最強説ですか?」
と言われてしまうと必ずしもそう簡単では無いところです。
その要因としては主に以下の内容です。
『フラット35は団信が別途掛かる』という点です。住宅ローンについて全く知識の無い方に向けて簡単に「団信」について解説をしておきます。団信とは、正式には団体信用生命保険というものになりまして、簡単に言いますと住宅ローンを借りた方がお亡くなりになる、高度障害に見舞われた際に、その住宅ローンの残債が全て「0(ゼロ)」言い換えれば「チャラ、へっちゃら」になるという事です。要するに生命保険ですね。銀行の住宅ローンの場合には、この団信加入の費用は掛かりません。フラット35の団信に掛かる費用は借入額と借入期間により変わりますが、それが結構な金額になります。長期間返済を続けた場合には、金利に換算すると結構な負担額になります。表面上、フラット35の借入金利ばかりに気を取られておりますと「うぇっ」と胃液が逆流しそうになります。
『フラット35の融資手数料は結構高い』これも見逃せません。フラット35は住宅金融支援機構が民間の金融機関から住宅ローンを買取り、それらを担保に債券を発行するという証券化ローンになります。その為、手続きをする金融機関はメガバンクからモーゲージバンクまで幅広くありまして、各金融機関によって金利や手数料などが異なってくるのです。アルヒなどのモーゲージバンクがワッと勢いがあるのも、この融資手数料が借入額の約2%ほど掛かりますので、そこそこ手数料取られんねんなぁ~と計算すると思ってしまう事もあります。5,000万円の融資で100万円を超えますので。
そんな事を諸々含めてシミュレーションしてみたりしますと、なかなか微妙…という結果になる場合もあります。ポイントは繰り上げ返済の予定がどうするかになると思います。
実際のところは、コーポラティブハウスにご参加されていらっしゃる方でフラット35を利用されるケースは非常に少なくなってきた様です。去年竣工したコーポラティブハウスの入居者の方ではフラット35の利用率は1割程度だったと思います。去年は10年固定が一瞬の間異様に下がったことがありましたので、10年固定の利用者の方が多かったです。
今回はほんのさわりの部分となりますが、また住宅ローンについては引き続きの予定です。