コーポラティブハウスと解体工事
- 2017/12/05
- 17:33
今回のブログの内容は…、
コーポラティブハウスと解体工事です。
コーポラティブハウスの計画地には既存の建物があるケースが大半です。
その場合には建物を解体しなければなりません。

重機を入れて、上物を壊し、廃材を搬出していきます。

グッドバイ!です。

最後に建物の基礎部分が残ります。

またここから重機でガッシャン、ガッシャンします。

ここで、気を付けないといけないのが「地中埋設物」です。
敷地内の地中には何が埋まっているか分かりません。
古い一戸建てなどで良くあるのは、「浄化槽」です。
最近の東京ではあまり聞き慣れない設備かも知れませんが、
下水道が完備されていない地域では、一度この浄化槽にし尿や雑排水を経由して、
そのまま汚水を川や海に流さない様にしないといけません。
その浄化槽なのですが、ぱっと見て新しい感じの建物があった場合でも、
その前の代の建物で浄化槽を利用していて、それを廃止した場合の方法により、
地中に残ってしまっている場合があります。
全部撤去していれば問題無いのですが、
埋め殺し、埋め戻しと言いまして、全部もしくは一部を地中にそのままにしてしまいます。
撤去費用も掛けたくないし、とりあえず埋めておいたろう、という事なのでしょうけれど。
旧家屋の図面などがあれば、この辺りに浄化槽があるかなぁとユンボで付近を掘ってみたりします。
浄化槽だけでなく、以前の建物を解体した際のガラなどが埋められていることもあります。
その為、しっかりと調査をしないと後々の工事に支障が生じたり、莫大な費用が掛かる事に繋がります。

ここ掘れワンワン!と小判や金塊がざっくりと出てきたらラッキー!ですが、
(そんな夢を今までに何度と見ました…。)
とんでも無い地中埋設物が出てきたらシャレになりません…。
不発弾が出て大騒ぎのニュースを見たこともあります。
石油が出てこないかなぁ~とか、温泉が湧かないかなぁ~とか、
そんな夢を見るのはやめましょう。
そして最終的には、きれいに整地します。

地面をなるべく平らにしていきます。

この大きなシャベルでドスン、ドスンとやりながら。
コーポラティブハウスの計画地はそれ程広大な土地ではありませんので、
既存の建物も大体が木造の住宅が多いです。
その為、解体工事も長くて準備含めて1ヵ月位の期間です。
これがコンクリートの建物だったりすると、解体工事も大変です。
なにしろ基礎や杭などガッチリですから、壊すのもブレーカーを使ったりしますので、
振動と音が中々なものとなってしまいます…。
油圧式ブレーカーにご興味のある方は、
古川ロックドリル社のホームページをご参照ください。
http://www.furukawarockdrill.co.jp/products/breaker/breaker-index.htm
写真、図説、カタログと情報が豊富です。このホームページだけで一日過ごせそうな内容です。
ブレーカーファン必見です。
FRDさんによりますと、油圧ブレーカーをうまく使うポイントとして、
・空打ちはダメ!
・斜め打ちはダメ!
・連続打撃は最大30秒まで!
・指定作業以外はだめ!
・ロッドのこじり作業はダメ!
・保管時はロッド側を低く!
だそうです。こちらもホームページでPDFにて閲覧可能です。
以前に分譲マンションの仕事をしていた時の解体現場で、
なかなか大変だったことがあったなぁ~と思い出しました。
コーポラティブハウスと解体工事です。
コーポラティブハウスの計画地には既存の建物があるケースが大半です。
その場合には建物を解体しなければなりません。

重機を入れて、上物を壊し、廃材を搬出していきます。

グッドバイ!です。

最後に建物の基礎部分が残ります。

またここから重機でガッシャン、ガッシャンします。

ここで、気を付けないといけないのが「地中埋設物」です。
敷地内の地中には何が埋まっているか分かりません。
古い一戸建てなどで良くあるのは、「浄化槽」です。
最近の東京ではあまり聞き慣れない設備かも知れませんが、
下水道が完備されていない地域では、一度この浄化槽にし尿や雑排水を経由して、
そのまま汚水を川や海に流さない様にしないといけません。
その浄化槽なのですが、ぱっと見て新しい感じの建物があった場合でも、
その前の代の建物で浄化槽を利用していて、それを廃止した場合の方法により、
地中に残ってしまっている場合があります。
全部撤去していれば問題無いのですが、
埋め殺し、埋め戻しと言いまして、全部もしくは一部を地中にそのままにしてしまいます。
撤去費用も掛けたくないし、とりあえず埋めておいたろう、という事なのでしょうけれど。
旧家屋の図面などがあれば、この辺りに浄化槽があるかなぁとユンボで付近を掘ってみたりします。
浄化槽だけでなく、以前の建物を解体した際のガラなどが埋められていることもあります。
その為、しっかりと調査をしないと後々の工事に支障が生じたり、莫大な費用が掛かる事に繋がります。

ここ掘れワンワン!と小判や金塊がざっくりと出てきたらラッキー!ですが、
(そんな夢を今までに何度と見ました…。)
とんでも無い地中埋設物が出てきたらシャレになりません…。
不発弾が出て大騒ぎのニュースを見たこともあります。
石油が出てこないかなぁ~とか、温泉が湧かないかなぁ~とか、
そんな夢を見るのはやめましょう。
そして最終的には、きれいに整地します。

地面をなるべく平らにしていきます。

この大きなシャベルでドスン、ドスンとやりながら。
コーポラティブハウスの計画地はそれ程広大な土地ではありませんので、
既存の建物も大体が木造の住宅が多いです。
その為、解体工事も長くて準備含めて1ヵ月位の期間です。
これがコンクリートの建物だったりすると、解体工事も大変です。
なにしろ基礎や杭などガッチリですから、壊すのもブレーカーを使ったりしますので、
振動と音が中々なものとなってしまいます…。
油圧式ブレーカーにご興味のある方は、
古川ロックドリル社のホームページをご参照ください。
http://www.furukawarockdrill.co.jp/products/breaker/breaker-index.htm
写真、図説、カタログと情報が豊富です。このホームページだけで一日過ごせそうな内容です。
ブレーカーファン必見です。
FRDさんによりますと、油圧ブレーカーをうまく使うポイントとして、
・空打ちはダメ!
・斜め打ちはダメ!
・連続打撃は最大30秒まで!
・指定作業以外はだめ!
・ロッドのこじり作業はダメ!
・保管時はロッド側を低く!
だそうです。こちらもホームページでPDFにて閲覧可能です。
以前に分譲マンションの仕事をしていた時の解体現場で、
なかなか大変だったことがあったなぁ~と思い出しました。