socio:祖師ヶ谷大蔵駅徒歩4分のコーポラティブハウスのヒストリー
- 2018/09/27
- 15:39
中古コーポラティブハウス:祖師ヶ谷大蔵駅徒歩4分の好立地
小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅徒歩4分、「成城学園前」駅徒歩9分の築浅中古コーポラティブハウス【socio】が現在売り出し開始致しました。
こちらの物件は弊社タウン・クリエイションにて土地の取得から竣工まで携わりました。所有者の方とも建設組合で事業を進めてから現在まで、長いお付き合いをさせていただいております。今回、ご事情により売却の運びとなりまして、担当者としては少々寂しくもあるところです…。
さて、こちらのブログではこのsocioが建つまえの状況から、自分自身の個人的な回想を含めてお伝えしたいと思います。
socioが建つ前の旧家屋
元々は一軒の戸建てと広いお庭がありました。西側の道路はずっと大谷石の塀となっておりました。忘れもしません。設計事務所の所長と初めて現地を見に行った際、着いた途端にゲリラ豪雨の様な大雨が降ってきました。(あえて大雨の際に撮った写真を掲載します。)今のsocioからは想像がつかないと思います。祖師ヶ谷大蔵駅からとても近く、城山通りから右を見ると現地が見えますので体感的には4分よりも短く感じます。当時の地主様いわく、祖師ヶ谷大蔵駅が昔のホームの時には、駅からの電車の発信のベルが聴こえてから猛ダッシュでも間に合う様な事をお聞きしました。最初に敷地を見た感想は、とても良い土地なのでコーポラティブハウスの企画には逆に難しいかなぁと思いました。つまり、条件が良過ぎて土地の価格も高くなり、競合多数だろうという事です。
socio建築模型
幸運な事に何と地主様から弊社に売っていただく事が決まりました。(その経緯はここでは触れませんが、決して悪さをした訳ではありません…。)そこから急ピッチでコーポラティブハウスの企画を詰めて、参加者の募集を行います。コーポラティブハウスは建物の詳細設計をする前に参加者を募る為、説明会などで建築模型はイメージづくりに必須のアイテムです。こちらが当時実際に皆様に披露しておりました模型写真です。(ちょっとシブい写真です)
建物が取り壊され、更地に
ちょっと旧家屋には申し訳なく、若干寂しくなりますが建物は解体されてしまいます。建物が無くなって更地になりますと、これはまた全然違う印象になるものです。
更地になる前の方が広く感じたり、更地にした方が広く感じたり。人間の視覚はあまりあてにならないなぁと思います。socioの敷地の場合には更地になった事により、とても解放感のある敷地になりました。
工事着工前には現地にお知らせ看板設置
中高層建築物を建築しようとする建築主は、建築確認等の申請を行う前に、「建築計画のお知らせ」という建築計画概要を記載した標識を、建築予定地の道路に接する部分に設置しなければなりません。施工会社の方々に設置をしていただきました。
皆揃って地鎮祭
建物工事の着工前には参加組合員の皆様、コーディネーター、設計者、施工会社が集まって地鎮祭を行います。現地で行う場合と神社に出向いて安全祈願祭を行う場合があります。socioは神社に行って祈願祭を行いました。
いよいよ工事着工です
重機を敷地に入れる際に鉄板を地面に敷き詰めます。socioは地下住戸がある為、まずは土工事からになりますが、奥に見えるのはH鋼を圧入していく重機です。
現場はいつもニコニコ安全第一
現場の皆様は大変な工事を定められた期間の中で着々と進めていきます。時に困難を極める状況を乗り越えながら、いつも笑顔を絶やさずに、今日も安全第一!で頑張っていただきました。「今日も一日、頑張ろう~!」
という事で、socioの番外編的な工事着工までのヒストリーをお伝え致しました。
現在、販売中の住戸を弊社でご案内しておりますので、ご興味のある方は是非ともお問合せくださいませ。
【物件概要】
■物件名:socio(ソシオ)
■価格:7,180万円
■所在地:東京都世田谷区砧8-12-8
■交通:小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅徒歩4分、「成城学園前」駅徒歩9分
■構造:RC造地下1階地上5階建て
■所在階:3階フラットタイプ
■築年月:平成25年10月築
■総戸数:14戸
■専有面積:73.46平米
■土地権利:所有権
■用途地域:第一種低層住居専用地域、第一種住居地域
■分譲会社:コーポラティブ方式による
■管理会社:(株)合人社計画研究所
■管理形態:全部委託 巡回
■施工会社:(株)興建社
■管理費:16,160円
■修繕積立金:8,080円
■取引態様:仲介
■現況:空室
■引渡し:応相談